「そのまま使えるアイスブレイク アイデア帳」（著者：ワークショップ探検部 発行所：翔泳社）を紹介します。研修や集会の際に、緊張をほぐすために、最初に「アイスブレイク」を行います。文字通り、固い氷を融かす意味ですね。
資料を御覧ください → アイスブレイク
p.1 カードなどの小道具がなくてもできるアイスブレイクをピックアップしてみました。従前の自己紹介とは変わったものがいくつかあります。嘘つき自己紹介や妄想自己紹介などは、その人の気質が見えて盛り上がりそうです。
p.2 ペンサークルは以前紹介した人間知恵の輪に似ていて、体を動かすので面白そうです。人間知恵の輪は「トポロジー的遊びでコミュニケーションアップ」をご覧ください。パタパタ伝達ゲームはシンプルですが、採点の仕方によりモチベーションの上がり方が左右します。スピード優先よりも、いかに改善したか工夫したかを重視する評価法もよいと思います。以前に紹介した「人は遊びの中で完全に人であるbyフリードリッヒ・シラー」の「もぐらたたき」ゲームの評価方法も同様でした。会社での個人の業績評価も、このような観点が必要だと思うのですが、努力よりも、業績だけを評価するのが世の常です。最後に９つの点を通る直線の問題２題です。①は、よく知られた問題です。では②はいかがですか？
p.3 解答です。①および②いずれもはみ出さないというバイアスを取り除かない限りは、発想できません。②は広い視点が必要です。このような問題の引き出しをたくさん持っていると、初対面でも打ち解けることができます。