Excelにpythonが搭載されたベータ版がリリースされているようです。現在のExcelは、VBAのマクロが搭載されていますが、今後どうなるのでしょうか? 「 VBAユーザーのためのPythonプログラミング入門」(著者:伊藤潔人 発行所:日経BP)という本を手に入れました。私の場合、VBAもpythonいずれもプログラムを自由に組めるスキルをまだ身に着けていないので、この機会に勉強しておこうと思いました。何回かに分けて、VBAとpythonの比較表をまとめていきますので、興味がある方は参考にしてください。2つのプログラム言語を一緒に学ぶことは習得するよい方法かもしれません。
資料はこちら → Python_VBA (その1)
p.1 全角と半角については、pythonの方が厳格で、ルールを守らないとエラーが発生します。加減乗除の演算子は、同等で、それ以外は覚えていくしかなそうです。スクリプトについては、VBAが「”〇”」しか使えない場所でも、pythonは「'〇'」でも「”〇”」でも使用可能になっています。pythonは、改行や文字間にスペースを入れることを「\」の後に「n」や「t」を付けることで簡単なコードで実行しています。
p.2 文字の連結もpythonの方がバラエティーがあります。「if文」については、①VBAが「Dim point As Long」と「End If」で繰り返す内容を挟む必要がありますが、pythonは不要です。その代わりに「:(コロン)」を付け、繰り返す内容はインデントをつけで段落落ちの必要があります。何れも忘れると、エラーが出てしまいます。「:(コロン)」の後は、一つの塊だと思ってください。
p.3 pythonの「else」と「elif」は、VBAの「Else」と「Elseif」と同等で、小文字であったり、インデントを付ける必要があります。
pythonはコードを省略して少なくしていますが、「:(コロン)」や「インデント」が不足するとエラーが出るように、構文の形式を調える必要があります。