トピックス 品質工学

繰り返しn数それとも条件のn数が必要?

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技術者の意地」(著者:長谷川光雄 発行所:日本規格協会)の続編「続・技術者の意地」です。気になるフレーズをピックアップします。

  • プログラムソフトのオブジェクトは、タグチメソッドの機能と同じ。モジュールの独立性を高めて、他のモジュールからの影響を受けないようにする。
  • 問題解決型:発生した不具合現象を解析し、原因の追究と対策案の検討、②技術開発型:事前のパラメータ実験による汎用性の高い条件の検討 の2つの方法があり、問題解決型は崩れた条件バランスを再調整して標準状態にしている。未経験の現象は未然に防止できない
  • デミングのPDCACは評価(check)、シューハートのPDSASは観察研究(Study)。Cは最初のモデルに合わせるようにやり方(Do)を変える方法。Sは最初のモデル(Plan)を変えていくこと。品質管理はPDCA、技術開発はPDSA
  • 品質×コスト∝一定ではなく品質×コスト∝技術力である
  • TQM(Total Quality Management) =品質管理+品質工学
  • 品質管理:製品の品質を均一に仕上げること。科学的方法論。統計的手法。
  • 品質工学:設計段階で、将来の品質を予測
  • 管理技術:管理している品質を確認するために繰り返し数nが必要
  • 設計技術:設計品質を品質を確認するために条件の種類数nが必要。繰り返しn数は不要

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