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生き延びるための戦略

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昨日紹介した「まっすぐだけが生き方じゃない」(著者:リズ・マーヴィン 発行所:文響社)に面白い木が載っていたのでWebで調べてみました。

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p.1 緑色の樹液を有する「Pycnandra acuminata」という木でニューカレドニアにあります。上述の本では「セーヴブルー」と書かれています。同じ木なのかは現時点では不明です。 ニューカレドニアのニッケル産出量はオーストラリアに次いで2番目だそうです。上述の木には、植物にとってはなニッケルに対応できるような機能があるようです。 環境に適応して生き延びているようです。「変わり種いくつか」でも紹介していました。 赤い樹液の「リュウケツジュ」は、鉄分が多い土壌で育っているのでしょうね。 インドの国樹である「ベンガルボダイジュ」は、枝から地面に根が下りて根を張るようです。宿主の木を締め付けて、自分が生き延びるようです。

p.2 「グッタペルカ」は生ゴムを樹液から採取できる木ですが、ひたすら上を目指して成長していくようです。 「ラクウショウ」という木は、根が水没して酸素が不足すると地面から根が空気中に伸びてくるそうです。たくましいですね。

植物は、動けない分、視点を変えた対策をして生き延びようとしています。 我々も、直ぐ諦めず、どうすれば上手くいくかについて知恵を絞らなければならないと思います。

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