読み方が美しいとか和やかな漢字を集めてみました。あくまでも私の主観なので、皆様は他にこんなものもあるよと思われるかもしれません。
資料をご覧ください→ 漢字の読み
p.1 山で声をだすとやまびこが戻ってきますが、木霊(こだま)のせいだと言われてきました。もののけ姫でもアニメ化されていましたね。木霊を「もくせい」と読むとメチルアルコールになってしまいます。 時雨(しぐれ)や驟雨(しゅうう)は、雨に関わる漢字で、しとしと感があります。黄昏(たそがれ)や朝朗(あさぼらけ)の色彩感もいいですね。 ジェットストリームを聞かれたことありますか? 私の受験時代、夜の零時になるとラジオからミスターロンリーの音楽と共に城達也の甘い声が流れてきます。このナレーションの中に「静寂(しじま)」が登場します。いまだに、この言葉覚えています。
ジェットストリームの動画 → https://www.youtube.com/watch?v=S45sZVbKm-g
月影(つきかげ)は、影なのに月の明かりのことを示しています。詩的な言葉ですね。六花(りっか)や風花(かざはな)は、言葉からだけでは雪とは思えない、これも詩的な言葉です。花びらのように舞い降りてくる幻想的な世界をイメージさせてくれます。
p.2 ここからは、漢字クイズです。間違い易いものをピックアップしてみました。どうしても濁点を付けて読んでしまいます。白夜は「はくや」が正式ですが、NHKでは「びゃくや」と読むようです。
p.3 普段使わない言葉も含まれていますが、読めないですね。「雪(すす)ぐ」は読めないですが、「雪辱(せつじょく)」の意味を思えば、納得します。「きよしこの夜」の雪も、そんな意味が込められているのでしょうか? 「角(くら)べる」も、相撲の世界を「角界」と呼びますし、牛や鹿が角で闘うことから考えれば、くらべるの意味ですね。 この「くらべる」は様々な漢字が当てはまります。「比較」は二字とも「くらべる」の意です。「校正」や「較正」は何れも「こうせい」と読み、くらべて違いを見る意ですね。 抜群や難しいは、慣用読みしてしまいますよね。 「こまめ」とはこんな漢字を書くとは思いませんでした。
p.4 これらも間違い易い漢字であったり、読めない漢字ばかりです。 「ゆめゆめ」がこんな漢字でだとは・・・。
最近、手書きをしないので、ますます漢字が書けなくなってきています。p.1にあるような漢字は、覚えておきたいものです。日本人の文化として。