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トゲトゲになる理由は?

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いきもののカタチ」(著者:近藤 滋 発行所:学研プラス)から、の話題です。

資料をご覧ください → いきもののカタチその2

p.1 古代のアンモナイトから現代まで、貝の形状は様々です。一番シンプルな貝は、三角のとんがり帽子の形で、曲がったり、ひねったりすると、オウムガイヤドカリサザエのような巻貝の形になります。 さらに変形したものが、ホネガイ・ハシナガソデガイ・フシデサソリ・トナカイイチョウ等です。なぜ、トゲトゲのようなものがあるのでしょうか?あるいは、ハシナガソデガイのように細いクチバシのような格好になっているのでしょうか? これらの貝は、歩く際に重心を開口部の方に寄せるため、あるいは左右のバランスをとるためにトゲがついています。重さを減らすため細いトゲ状になっているわけです。貝が歩く姿を見ると、安定させるためとは言え、貝殻が重たそうです。

ホネガイの歩く動画 → https://www.youtube.com/watch?v=-RTxnDTcMJ4

p.2 貝のパターンを3Dでいろいろ変えることができるソフトが、上述の本で紹介されています。使用方法をまとめてみました。スライダーを変えると、貝の形状がいろいろ変化します。

貝のパターン形成ソフトのアドレス → https://www.fbs-osaka-kondolabo.net/shell-shape-programs

それにしても、生物の多様性はすごいものがありますね。どうしてこんな格好になるのか不思議です。

 

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