久しぶりに図形パズルです。1問目は、かつてソクラテスが弟子に出した問題です。ソクラテスは、弟子に次々と質問を出して正解に導いたそうです。弟子が、自ら考えついたように仕向けたそうです。私も研修の講師をしますが、ソクラテスのようなやり方が理想ですね。資料をご覧ください。ソクラテスのような誘導はしませんので、考えてみてください。問題の後に解答があります。先ずは見ないで考えてみてください。
資料はこちら → 数学パズル
p.1 問題は2つです。左がソクラテスの問題です。問2も似たような問題です。
p.2 いかがでしたか? 何れの問題も、解答を見てしまうとなんだと思いますが、いろんな角度から見るような視点の変更が必要です。
p.3 線分aとbがある場合に加減を表すのは簡単ですが、掛算や割り算をどう表現するかです。掛算と言うと面積を思い起こしそうですが、そうすると思考が停まってしまいますよ。但し書きの線分1を使っても良いとあります。これがヒントです。これをものさしにして測るという発想は無しです。
p.4 いかがでしたか? 掛算も割り算も相似を用いるのです。これも答えを聞くとなんだとなります。
本日の解答自体は難しくなく、難しい計算も不要ですが、ちょっとした見方やアイデアで思いつく問題です。頭を柔らかにしましょうね。久しぶりの頭の体操でした。