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拡大してみる

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30%の不良1%削減するよりも2%の不良1%にする方が大変ですね。あるいは稼働率50%52%に改善するよりも90%92%に改善する方が仕事量は多いと思います。効果があるかどうかの評価も難しいですね。そんな場合、「オメガ変換」を使うと評価が容易です。

資料はこちら → オメガ変換

p.1 右上のグラフをご覧ください。横軸のエネルギーを増加させた場合の出力の比率pを縦軸にプロットします。エネルギーが高い方で出力に劣化が生じて来ていることを早く気づきたいですね。普通にプロットすると分かり難いのですが、Ω値=10log{p/(1-p)}に変換後プロットしたものが、右下の図です。劣化が拡大され、判別し易くなりました。上の図のS字カーブはどこかで見覚えありませんか? 「ロジスティック曲線」に似ていますね。この曲線、有無判定には有用ですが、今回のようなケースの場合、平坦部に近くなると効果の影響は拡大してみる必要が出て来ます。 ロジスティック曲線については、「原因から判定を推定」「もっともらしいのは?」「複数の情報から判断するシステム」をご覧ください。

p.2 Ω値の導出です。品質工学創始者の田口博士が、0や1のようなデジタルデータを取り扱うために考案したものだと思います。Ω値デシベルにしたSN比ηそのものなのです。

今週は、故障や信頼度に関わる話題ばかりで申し訳ありませんでした。

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