恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」は以前に話題にしました。以前から気になっていた「木洩れ日に泳ぐ魚」(著者:恩田陸 発行所:文藝春秋)を読んでみました。アパートの1室に住む男女の話で、お互いに殺人犯ではないかと疑う心理戦を繰り広げます。少々変わったミステリ小説です。彼女の小説は2冊目なのですが、いろんなジャンルを手掛けておられるようです。
恩田陸さんのおすすめ小説ランキングはこちら → https://www.mottainaihonpo.com/kaitori/contents/cat01/013-ondariku-osusume.html
この本の中に松任谷由実の「真珠のピアス」という曲が出て来ます。小説家は、過去に聞いた歌の歌詞なども参考にストーリーが浮かんでくるのでしょうね。
因みに「真珠のピアス」初めて聴きました → https://www.youtube.com/watch?v=OSdFHH9jghY
村上春樹さんも音楽が小説に出て来ますが、恩田陸さんも音楽を大事にするタイプの方なのでしょう。映画音楽ではなく小説音楽とでもいうのでしょうか? 私自身音楽が好きなので、小説の雰囲気が音楽と一緒になって感じられればと思います。