「言葉にできるは武器になる」(著者:梅田悟司 発行所:日本経済新聞出版社)を講師仲間から借りて読みました。この手のジャンルは苦手なのですが、サラッと読むことができました。 以前のブログ「サル化は止めて!!」の中で、サルは言葉を持っていないから考えることができないという話に通じるところがあります。 コミュニケーションは外部に対して言葉でやり取りしますが、「内なる言葉」がしっかりしていないと本当のコミュニケーションはとれないと言っています。 考える際には、自分の内で言葉を使って「意味」をつける努力をしているというのです。 人間とサルが違うのは言葉を上手く使って「考える」ところですね。 皆さんも、上辺だけのコミュニケーションにならないように、自分の中でよく考えてから表現しましょうね。
上述の本の中に偉人たちの語録が出ています。 どの言葉もその人となりを表していて味がありますね。
努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る 井上靖
生きるとは呼吸することではない。行動することだ。 ルソー
恐れは逃げると倍になるが、立ち向かえば半分になる。 W.チャーチル
人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である。 チャールズ・チャップリン
一本のよい木には、何万もの鳥が休むことができる。 ビル・ゲイツ
明日描く絵が一番素晴らしい。 パブロ・ピカソ
世界平和のためにできることですか? まず家に帰って家族を愛しなさい。 マザーテレサ
困れ。困らなきゃ何もできない。 本田宗一郎
小さなことを重ねることが、とんでもないところに行く唯一の道。 イチロー
固く握り締めた拳とは、手をつなげない。 マハトマ・ガンディー