図書館から借りてきた「はじめての野外活動」(発行者:横山裕司 発行所:JTBパブリッシング)の中から幾つか紹介します。詳細は本を読んでください。 今まで思いつかなかったタープの繋ぎ方が紹介されていました。 以前に「ブルーシートで簡易三角テントを作る」というブログの中で示した「石ころと巻き結び」を複数個用いてタープとタープを繋げる技です。 なるほどと思いました。 こんな方法でタープを繋げられるのですね。
三角巾を折りたたんで、足首の捻挫を固定する方法が書かれています。 これ自体は、ボーイスカウトのハンドブックにも書かれていましたので、新しい方法ではないのですが、この絵をみて、登山靴の底が剥がれてしまった場合にも使えると思いました。 登山靴の底が剥がれた場合は、女性用のストッキングを巻いても良いですし、粘着性の包帯でも良いそうですが、持ち合わせない場合、三角巾、バンダナやスカーフでも使えそうです。三角巾のたたみ方は、半分、半分に折っていけば簡単にできますが、以前、ボーイスカウトに在籍していた頃、習った方法を紹介します。 スムーズにできると立ったままで折り畳めます。
折り畳み方は、こちら → 野外活動の知恵
p.2及び3 p.2の①から⑩までの順番に折っていきます。分かり難い場合は、p.3をご覧ください。 ④~⑥、⑥~⑦及び⑧~⑨は同じ操作をします。④~⑤~⑥のところは違うように見えますが、操作は同じです。右手で左手の方向に縦に半分になるように折りながら、裏側はひっくり返すように折ります。 言葉では表現し難いですが。 このスカーフはボーイスカウトで10年程前に使っていて、紫外線で色が褪せてしまっています。
p.4 ロープの端は繊維がほつれてしまいます。 化繊であれば、ライターなどで溶かします。 化繊以外の場合は、ビニールテープを巻き付けます。 この本では、ビニールテープで巻きつけたあと、切断すると良いと書かれていました。 この方法は良いですね。 ロープの両端は一気に処理可能です。
野外活動での知恵はいろいろあります。実践してみると知恵が拡がっていきます。例えば、「巻き結び」を一つ覚えておくだけで、いろいろ応用が可能になってきます。いつか役立ちます。 今回、三角巾の折り方を忘れかけていましたが、何回かトライしている内に思い出しました。