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ブルーシートで簡易三角テントを作る

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災害時には、「衣食住」が大事ですね。今日は、「」です。 ブルーシートでつくる三角の「簡易テント」を紹介します。材料は、ブルーシート、ペグ4本、ロープ6本、柱になる棒1本です。

作り方は→ 簡易テント

①ブルーシートを真中で二つ折りにします。 ②ブルーシートにロープを通すハトメ穴がない場合、2つ折りの内側に石ころを入れてブルーシートで挟み、巻き結びで縛ると引っ張ってもブルーシートが外れません。この「巻き結び」の方法を覚えておくと便利です。手前のロープが上になるように輪を1つ作ります。その右隣に同じ向きの輪を作り、最初の輪の上に載せます。この輪を先ほどの石ころの部分のブルーシートにかぶせてロープを引っ張って縛れば巻き結びになります。2か所同じようにします。 ③この箇所から少し離れた場所にペグを打ちます。 ④巻き結びしたロープの長い方でペグに「トートラインヒッチ」で固定します ⑤重なっているブルーシートの上側を持ち上げ、柱になる棒を立て、上からかぶせます。 ⑥長いロープの真中に上記②で記載した「巻き結び」の輪を作り、⑤の棒にかぶせたブルーシートの上に輪を載せて、左右のロープを引っ張って巻き結びにします ⑥ブルーシートの手前2か所にペグを打ち込み、「トートラインヒッチ」でロープを固定する。 ⑥床になる部分のブルーシートを端の方から丸めて、立てた柱にロープで固定して「簡易テント」が完成です。

巻き結び(Clove hitch)」の結び方は、2通りあります。棒の頭が見えている場合は、上で説明(図の下)したように2つの輪を作って、棒の頭の方から被せて入れます。棒の頭が見えない(例えば木)場合は、図の上の赤い矢印のように通します。「×」を棒の手前に作って、上にあるロープの下を通す と覚えておくとよいと思います。

 

 

 

 

 

トートラインヒッチ(Tautline hitch)」は、テントの張り綱でよく使われます。図にポイントを書いておきました。3つの輪は、昔「団子3兄弟」という歌がありましたが、くっつけてください。あとは、この部分を掴んで青矢印のようにスライドさせれば張り具合を調節可能です。 輪は最初真中、次は、最後に順番同じ方向に回してください。ロープが余った場合は左方向に繰り返してください。

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