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どこかで見たような画像が

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ブラックホールの画像が公開されてニュースになりました。 地球の各地にある電波望遠鏡のデータを基に解析して画像が得られたそうです。

こちらに概要が記載されています → https://www.nao.ac.jp/news/science/2019/20190410-eht.html

超長基線電波干渉計(Very Long Baseline Interferometry: VLBI)」により、各地で観測された電波を合成して画像ができたようです。この「超長基線」というのが、各地にある電波望遠鏡の距離が非常に遠いことを意味しています。この電波望遠鏡を結んだ線がレンズの大きさと思ってください。レンズの大きさが大きいほど、遠くのものが良く見えるようになります。 今回は地球規模の大きなレンズでした。 今回初めて画像が得られたのは、画像データを合成・解析するアルゴリズム(プログラムの考え方)が上手くできたからのようです。 以前のブログ「医療用画像処理を試してみよう」で●■★▲の画像を回転させて合成後、逆変換して画像にするpythonのプログラムを紹介しましたが、これと同じように、各地にある複数の画像データを合成後、逆変換して画像にしたのではないかと思います。 「干渉計」は、振動数がおなじであれば、光の強いところは、より強く、正反対の振幅(ノイズ)の場合は相殺して黒くなります。 つまり、品質工学で出てくるSN比を上げている訳です。S(信号)を大きく、N(ノイズ)を小さくしています。 「サンプリングした音をどう解析するか?」のフーリエ変換・逆変換も利用しているはずです。

干渉計の原理はこちら → http://www.nhao.jp/~tsumu/Research/Intr_interferometry/interferometer.html

今まで勉強してきた事項と今回のブラックホールの画像が何となく繋がっていると思うと楽しくなってきますね。

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