有限要素法をpythonで作成しているサイトはたくさんありますが、使用方法がなかなか理解できないで困っていたところ、分かりやすいサイトを見つけましたので紹介します。実際に使いながら、このサイトの利用方法を説明いたします。
説明資料はこちら → FEM1(python)
先ずこちらのサイトにアクセスしてください。 → http://civilyarou.web.fc2.com/py_FEM/sub_j_py_fem.html#rectm
いろいろなプログラムが置かれていますが、一番上の「矩形領域要素分割プログラム」の記事をご参照ください。①Program nameに記載の「py_rectmesh.py」をクリックしてファイルを保存する ②Windows PowerShell あるいはコマンドプロンプトの「>」の後ろに「py_rectmesh.py 5 3 5 3 0 0 > _test.txt」と入力すると右下の図が現れます。 この図は「fig_mesh.png」というファイル名で保存されています。また「_test.txt」というファイル名で保存されています。
要素がx軸方向に5個、Y軸方向に3個で合計15個、節点は要素の回りに4個ずつで合計24個あります。テキストファイルの上方は要素と節点番号の組み合わせが、下方には要素の座標が記載されています。「5 3 5 3 0 0」の数値を入れ替えて実行すれば、図やテキストの出力データが変わることを確認してみてください。
今日は、ここまでです。 この矩形メッシュは熱や流体の差分方程式にも使えそうです。