昨日は、ボリビニルアルコールは水に溶けやすいという話でした。水の繋がりから、でんじろうさんの実験を紹介します。「クリスマスツリーに雪を降らせる」という実験です。
詳細は、→ http://www.ctv.co.jp/hapiene/lovelabo/2007/0211/index.html
この実験では、「ジクロロメタン」を用いていますが、最近なかなか手に入らないので、ホームセンターで売っている「アクリサンデー アクリル樹脂用接着剤 30ml」(値段は650円ぐらい)を使用してください。喚起のよい部屋で実験してくださいね。 この実験は暑い夏の方が上手くいくかもしれません。エアコンが効かない暑い場所です。雪をみたことがない外国の方に見せたら、感動していました。
なぜかは次の資料をご覧ください。 → 真夏のクリスマスツリーに雪
p.1に絵と説明を入れておきました。緑色のフェルトでクリスマスツリーの形に切り取り、細い針金をフェルトの内側に差し込み、ペットボトルのキャップ内に立てます。このときツリーの下部がキャップ内に入るようにしてください。キャップ内にアクリルサンデーの溶剤をスポイトで注ぎこみます。そうすると、フェルトの下部からジクロロメタンが毛細血管で吸い上げられていきます。しばらくすると、氷の結晶がたくさんできてきて雪のように見えます。この結晶に触ると冷たいです。空気中の水蒸気が凍ったものですから。冒頭で水の繋がりと言ったのは、この水蒸気が関係していました。
p.2 ジクロロメタンの代わりに実験した結果を以前webで見つけました。 引用先を失念してしまいましたが、面白い実験結果だと思います。沸点が低くて飛びやすい溶媒が雪になり易いようです。