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力をいれると硬くなるもの、柔らかくなるもの 知っていますか?

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 今日も、水を吸収する話で、繋げます。「ダイラタンシー(dilatancy)」という言葉知っていますか? 片栗粉150g水100gを混ぜます。イチゴにかける練乳のようになりましたか? この液を手のひらに載せて握ってみてください。そして、手のひらを開いてみてください。固まりが、ドロッととけるようになりませんか? 不思議ですね。この液を大量に作って、その上で足踏みすると沈みませんが、足踏みを止めると、ズブズブと沈んでいき、なかなか足が抜け出さなくなってしまいます。

 動画もたくさんあります。でんじろうさんの動画です→ https://www.youtube.com/watch?v=GPaLU0lXjWc 

 以前、ボーイスカウトの行事で実践してみたところ、大好評でした。終わった後、外で実践したため、泥足で汚れた大量の片栗粉溶液の処理をどうしようかと思案していたところ、スカウトが欲しがって持っていってくれました。親は嫌そうな顔をしていました。何でこんな汚いもの持ち帰らなければいけないんだと。

 この「ダイラタンシー」の原理は→  http://www.ed.kagu.tus.ac.jp/~kaken/column/001_dilatancy.html 

 力を入れると水が移動して、片栗粉から外に出されてしまい、固体になります。力が加わらないと、水が片栗粉間に侵入して来てドロッとなります。

 「チクソトロピー」もしくは「チキソトロピー」(thixotropy)という性質があります。例として解り易いのは、マヨネーズ、ケチャップあるいは練り歯磨きがあります。ダイラタンシーとは逆に、力を加えると粘度が小さくなります。粘度とはねばりの度合いです。マヨネーズが容器内にある時は固まっているようですが、容器に力を加えると、流れるように出てきますね。 粘土もこねると柔らかくなってきますが、これもこれに近い性質です。 

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