昨日と同様に、思考実験です。早速資料を見てください。
資料はこちら → ありえない計算
p.1 計算1と2の両方とも、上から順番に見てください。何れも1=0.9999・・・となってしまいます。変ですね。片方が無限なので、こうなってしまうのですね。
p.2 計算3と4は、破線までは同じなのに、それ以降の処理法を変えると異なった結果になります。何れも左辺と右辺が異なる数値でおかしいですね。この原因はわかりますね。(A-1)はゼロなので、これで両辺を割ってはいけないのですね。
p.3 「偶数の裏は必ずハートである」という法則があります。カードA~Fがこの法則に合っているかを確認するには最低何枚のカードをめくる必要があるか?という問題です。考えてみてください。
p.4 カードAとBと答えた方は、間違いです。 Bと答える間違いが多いようです。ハートの裏は奇数の場合もあり得るわけです。 正解は、カードA、D及びEをめくって確認する。です。
p.5 A及びB氏が別室で取り調べを受けます。なかなか口を割らないので、取調官が、この表にある内容を伝えます。A及びB氏は、黙秘と自白のどちらを選択したでしょうか? 結果はA、B氏共に自白を選択しました。 両方黙秘だと懲役2年で済むとわかっているのにです。 あなたがA氏だとします。心情的にどうしてもB氏が裏切った場合を考えてしまいます。その場合、自分が黙秘すると懲役10年、自白すれば6年で済みますので、自白を選択してしまいます。双方が相手をどれだけ信じられるかに掛かっています。
いかがでしたか? 論理的思考も難しいですね。 場合分けして、一つ一つ検証していくと正解が得られます。