昨日の続きで、最適な検査間隔にすると、どんないいことがあるのでしょうか? 計算してみます。
資料ご覧ください → 検査頻度-3
p.1 現行条件での損失がL0=33.1円/セット、最適検査間隔、調整限界および調整間隔で算出するとL=8.1円/セット。 この差額25円が1セット当たりの改善費用効果となります。年間稼働時間1600時間とすると、25円×300セット×1600時間=1200万円の改善効果が期待できる計算となります。 検査間隔を最適化することで、こんなに効果が期待できるのですね。
p.2以降は昨日までの資料を入れておきました。 また今回計算したExcelファイルを添付しておきます。 数値を入れ替えれば応用は利くはずです。
Excelファイルはこちら → 検査頻度
品質コストは企業が生き残っていく上では無視できない課題であると思います。 損失で物事を考える癖をつけたいものです。