投稿がこんな時間になってしまいました。昨日は夜中まで、研修生のレポートを添削して、区の夏祭りの踊りの練習したおかげでついうたた寝をして資料作成に手間取りました。資料作成も結構面倒な部分です。次の資料ご覧ください。 品質工学では、日常茶飯事の数式処理なのですが。
資料はこちら → T法の事例1-2
p.1 昨日、信号空間の基準化をしました。信号空間は、1~3、6及び7の5つです。n=1~5行あります。1行には、パラメータが「B温度」(k=1)~「加工時間」(k=6)の6つと「特性値」の歩留が1つの構成になっています。特性値はM1~M6の6個あります。 以下、品質工学で登場する「有効序数r」、「全変動ST」、「Sβ」、「Se」、「Ve」、「β」及び「η」を各パラメータ(各列k)毎のかたまりで算出します。添え字kは、「k列の」という意味です。 Excelで計算する場合、「平方和」は「=SUMSQ(〇:〇)」とセルに入力します。(〇:〇)はセルの範囲です。 Excelのセル内をご覧ください。一部追記しました。 → T法(Ver.2)
算出した表の「η」の5列目と6列目(赤字)は、マイナスになっています。SN比がマイナスというのはないので、「η*」として「0」に置き換えます(ピンク)。
p.2 算出した「β」と「η」は、下のグラフの傾きβと、SN比ηを示しています。 何れも基準化した特性値が横軸になっていることにご注意ください。直線は全てゼロ点(0,0)を通っています。SN比「η」と勾配「β」が大きいほど特性値に与える効果が大きいことを意味します。
今日はここまで。 明日はさらに込み入った計算になります。