「時間の正体」(著者:藤沢健太、一川 誠 発行所:あさ出版)面白い話が載っています。皆さんも経験したことがたくさんあると思います。子どもは代謝が盛んで、老人は代謝が低いので、以下のメカニズムで感じる時間が変わってきます。
- 体温が高いと長く感じる:脳のどこかにパルス信号が一定リズムで発信されており、その蓄積量をカウントして、パルスが溜まれば「長かった」少なければ「短った」と感じるそうです。このパルス発信頻度は、体温が高いとき(代謝がさかんなとき)多くなり、同じ1分間でも「長く感じる」となります。風邪で熱がある場合は、なかなか時間が経たないと感じるのはこのメカニズムのようです。
- 緊張したり、ドキドキすると、時間が間延びする:血中アドレナリン濃度が上昇し、代謝が上がる。→パルスが多く→長く感じる。サッカーのアディショナルタイムが長く感じるのもこのせいでしょうか。
- 時間経過に「注意」を向ける回数が多いと、時間が長く感じる:退屈な会議では、「早く終わらないか」と時計を何度も見る(注視する)ので、長く感じる。楽しい映画では「注意ゲートモデル」により貯まるパルス量が減るので「短く」感じます。退屈な会議の際は、時計を見る回数を減らし、質問を考えるとかメモを取るなど別のことに注意を向けてください