「脳を半分ずつ交代させながら起き続ける動物は?」の答えは「イルカ」でした。イルカは、ヒトのように無意識では呼吸できないため、脳の半分が常に起きた状態を保つ必要があります。眠っている脳の反対側の目は閉じています。 グンカンドリは、10日間も海上を飛び続けることがあります。そのため、12秒間眠って起きることを24時間続け、トータル42分だけ1日のうち眠ります。その代わり、地面のある所に着くと12時間以上ものリバウンド睡眠により睡眠負債を返済しています。やはり、適度な睡眠は生命にとっては必要なのです。この話は、「ナマケモノは意外と早起き」(著者:遠藤 求 発行所:築地書館)にありますが、タイトルの「ナマケモノ」は1日16時間眠るという報告が通説でしたが、シチュエーションにより睡眠時間は変化するようです。野生のナマケモノの平均睡眠時間は、9.63時間です。主食の葉が非常に低カロリーのため長時間の採食活動が必要のため活動時間が長くなります。飼育環境では、その必要がないため長時間睡眠となります。キリンも同様に、飼育下と野生では、睡眠時間が異なります(以下参照)。ヒトも同じかもしれません。満たされた環境にあるヒトは睡眠時間が長く、仕事に追われているヒトは睡眠時間が短くなっていますね。ヒトの場合、睡眠負債を返済するのは難しいので、可能な限り都度十分睡眠をとるよう気をつけましょうね。
- キリン:飼育下 約4.6時間、野生 約30〜40分
- 女王アリ 9時間以上、働きアリ 5時間弱(1分間のうたた寝を250回)