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ジグザク運転は?

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大型連休を利用して車で帰省旅行にいかれる方がおられると思います。その際、走行車線と追い越し車線の早い方にジグザグに移動する方もよくいますね。時間短縮になるのでしょうか?「具体例でわかり易く説明」で紹介した身近なアレを数学で説明してみる」(著者:佐々木 淳 発行所:サイエンス・アイ新書)で計算していますので、資料にまとめてみました。

資料はこちら → ジグザク運転

p.1 青い車が赤い車を追い抜く場合を考えます。車間距離Aをブレーキを踏んでから停止するまでの停止距離より長めにします。青い車が追い抜くまでの距離mで、①式のように表されます。時速70kmの車の停止距離は、42.14mのため、車間距離Aを50mとして①式に代入すると、追い抜くまでの時間は19.8秒でその間に進む距離は385mも必要になります。

p.2 時速が70、80、及び90kmの場合の追い越し距離を計算した表です。今回、停止距離より車間距離を設定しましたが、この停止距離は空走距離(アクセルペダルからブレーキペダルに足を移動して、ブレーキを踏み込む空走時間の進む距離)と制御距離(ブレーキが効き始めてから停止するまでの時間)の足し算で求められます。各々の距離を求める算出式を載せておきます。車の速度が大きいほど停止距離は当然長くなることが表よりわかります。

いかがでしたか? 追い越すためには、車間距離を十分取る必要があり、ジグザク運転は効率が良い走り方でないことが明らかです。連休中事故を起こさないように、無理をせず安全運転をしてください。

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