「ネズミはなぜ回し車で走るのか」(著者:中島定彦 発行所:岩波書店)を読み始めました。1日の走行距離は、実験用ラットが43km、実験用マウスが16km、ハムスター:9kmだそうです。ラットはマラソン選手みたいですね。なぜ回し車で走るのか? ①走るのが楽しいから、②回し車だから、③何かを見つけようとしている、④ダイエットのため、⑤ストレス解消のため、⑥常同行動(ステレオタイプ行動)などが仮説として考えられ、複数の研究者が検証実験を行っています。①については、トンネルと比較検証した結果、トンネルよりも回し車を好んで選んでいます。④については、食事前でも回し車で回っているので、ダイエットのためとは言えないようです。⑥はライオンなどが檻の中で行ったり来たりする行動のことで、狭い檻という環境が影響しているようです。そこで野外の環境に回し車を置いて、カメラで追跡したところ、様々な動物が回し車を回していたようです。中でも、ナメクジ、カタツムリやカエルも回していたそうな。回す頻度は、野外の方が低いようです。ここまで読んでいて、さらに先を読んでみたくなってきました。