昨日の続きで、時系列データを用いて次年度の予測の仕方を説明をします。
資料はこちら → 時系列その2
p.1 昨日求めた傾向線の数値及び季節変動係数を説明変数、売上を目的変数として重回帰分析を実施して、説明変数の係数を算出して、４年目の売上を予測する式を求めます。重回帰分析は、Excelの「データ分析」（分析ツール）あるいは統計ソフトで求めます。算出した係数a・b・cより、予測式は、売上 y=1.0329×傾向線+38.8816×季節変動指数-40.1146となりました。この式に、４年目の傾向線の数値及び季節変動係数を代入して求めた予測値（オレンジ色）を右下グラフに上書きしています。
p.2 昨日の再掲です。
時系列データを用いれば、傾向をみるだけでなく、季節変動や次年度の予測にも利用できることがわかったと思います。品質管理などにも応用できそうです。
昨日及び今回用いたExcelファイル → 時系列分析