昨日のコンサートからの話題です。 ショスタコーヴィチ作曲の「ジャズオーケストラのための組曲 第2番より セカンドワルツ」ご存知ですか? ショスタコーヴィチというと交響曲第5番や祝典序曲のように勇壮な曲が有名ですが、このワルツは日本人の郷愁を誘う曲です。最初に登場するアルトサックスの音色もいいですが、2分25秒後ぐらいから登場のトロンボーンの音が哀愁帯びていて好きです。
セカンドワルツの音源です。 → https://www.youtube.com/watch?v=mmCnQDUSO4I&list=PLQ95PEDJP8UMezcj8NQWtIj3CK7oG47jE
日本の巷で演奏されていた「天然の美」と似た雰囲気ではありませんか? → https://www.youtube.com/watch?v=pjpKIYu8H5I
プッチーニ作曲の歌劇「ジャンニ・スキッキより”私のお父さん”」は、以前から好きでした。 1オクターブ音が跳躍するところをいかに滑らかに演奏できるかが腕の見せ所かなと思っています。
こんな曲です。 → https://www.youtube.com/watch?v=rUmQVctxvZg
いろいろな楽器で演奏しています。 トランペット → https://www.youtube.com/watch?v=ZkjGBTZ1i8o
アンドレ・ヘンリの音は柔らかくて無理なく1オクターブ跳躍しています。開始20秒後を聴いてください。私の理想とする音色です。
アルトサックス → https://www.youtube.com/watch?v=vgvCeFW2kTE
私が好きなバイオリニストの千住真理子さんは → https://www.youtube.com/watch?v=oejTSLlJ9LA
今回、この曲がどういう場面で歌われるかを初めて知りました。大富豪が亡くなり、遺言で財産が寄付されることになり、当てにしていた甥の婚約者がお父さんに「遺言書を改竄しないと、橋の上から飛び降りるわよ」と言う時に歌うそうです。こんな美しいメロディーと合わない話ですね。 お父さんは引き受けて、そのあとどんでんがえしがあるそうです。 一度この歌劇を観てみたいですね。
歌劇はこちら。開始後21分17秒後に「私のお父さん」は始まります。 → https://www.youtube.com/watch?v=JlY_j7OJuYw