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どのように説明するか?

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資料を説明する際に、聞いている人に伝わるようにしたいですね。視覚に不具合のある方に説明する「音訳」があります。この事例集「音訳事例集 図版の読み方編」(著者:遠藤美枝子 発行所:読書工房)が新刊本コーナーにありましたので、手に取って読んでみると、日常の業務でも参考になると思いました。以下に事例を紹介します。

資料はこちら → 音訳

p.1 2つの写真と絵を説明する音訳例を示しておきます。これで想像することができますか?

p.2 これも同様に想像できますか?

p.3 「ごちそう」と言うと、何を思い浮かべますか? 写真の上に主食はバナナと注釈があるように、Sさんは、南米に入植して貧しい生活をしており、記者たちに精一杯のごちそうをしてくれた取材時の写真です。見たものを忠実に言葉で表現することが大事であるという事例です。  右の本の表紙はいかがですか? 「絵の上に」は「絵の上方」と受け取られてしまいます。

p.4 左の写真で「エンタシス」という専門用語で説明されても想像できませんね。滝の絵は、体言止めを使いながら簡潔に表現します。

写真や絵を見ていない方に伝える場合は、感情的な言葉や抽象的な言葉は用いず、見たものを客観的な言葉で表現するのが重要だそうです。業務にも活かしましょう。

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