「動物のひみつ」（著者：アシュリー・ウォード 発行所：ダイヤモンド社）から、その２です。象に関する知見です 象は、我々が聞こえない低周波数領域の音を発声してコミュニケーションをとっているようです。Webサイトに、研究報告がありました。音も聴いてみてください。
低周波数音声について→ https://www.kobayasi-riken.or.jp/news/No141/141_2.htm
こんな音です → https://www.instagram.com/yukaonsafari/reel/C5iXuP5Se2V/
5Hz〜数十Hzの低位周波数領域で、2〜3km離れていてもコミュニケーションをとれるようです。「低音聞こえますか？」で紹介した「オクトバス」より低い周波数ですね。2004年12月におきたインド洋大津波では、ゾウたちが津波を事前に察知して集団で高台に移動するという出来事が話題を集めました。聴覚だけでなく、象は、数十キロメーター先の水たまりを検知できるほどの嗅覚が鋭いそうです。水は生命にも関わるので、発達したのでしょうね。以下は、「象の葬式」の動画ですが、人間と同じように悲しんでいます。その場をなかなか離れようとしません。