「円錐形が好き?」で紹介した「神社建築のスゴイひみつ図鑑」(著者:最勝寺靖彦 発行所:ワニブックス)で、「鬼門」に関する面白い話題がありました。
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p.1 「鬼はなぜ頭に角があり虎のパンツをはいているか?」で鬼門の話を取り上げました。
p.2 京都御所の丑寅の方角には延暦寺がありますが、平安京の時代には上賀茂神社や下鴨神社が建立されています。川の合流地点で氾濫が起きることがないように総鎮守の社になっています。
p.3 上賀茂神社の境内に細殿があり、その前には立砂が2つ盛られています。細殿は丑寅の方角に直交しており、雷神が立砂に降臨する際に、鬼が侵入することを防止しています。
p.4 上述の「鬼門封じ」は、城の石垣や京都御所の丑寅方角に見られるそうです。先人達は、面白いことを考えたものです。