トピックス 品質工学 品質管理

T法にもダミー変数適用

投稿日:

昨日のダミー変数の資料を作成したら、以前説明したT法についても適用する必要があり、以下のように訂正します。以前より、T法利用時に薄々感じていたのですが、運用で逃げていたところがありました。

資料はこちら → T法訂正前後

p.1 作業付き、作業曜日、作業者、金型の違いなどを数字に置き換えてT法を適用すれば、寄与する因子が要因効果図で描けるという話をしました。

p.2  T法では、特性値を横軸縦軸にパラメータとして相関図を描きます。以前説明したデータでは、月曜日のシール強度が高く、週末に向かって低下する傾向を示し、作業者C、作業者Bそして作業者Aの順番にシール強度が低下する傾向を示していました。このように割り当てた1,2及び3に対して単調増加あるいは単調減少となる場合に、要因効果図に寄与率が反映できます。週の中日あるいは作業者Bがシール強度が高めであったり、逆に低めになる場合は、相関がないとみなされてしまいます。割り当てが2つであれば問題ありません。3つ以上の場合は、どうすればよいでしょうか?

p.3 右側の黄色の部分に対応方法を記しておきます。1つ目の方法は、1,2及び3の順番に特性値が単調に増減するように1~3を割り当てます。相関グラフを描いてみてください。2つ目の方法は、ダミー変数を用い、(1:作業者A、0:作業者A以外)、(1:作業者B、0:作業者B以外)、作業者Cは、上記0,0に含まれるため設定しませんパラーメータ数マイナス1がダミー変数の数T法の列数になります。曜日の場合は、7-1=6列を因子に加えることになり多くの列を独占してしまいますので、調整した方がよいと思います。

p.4 訂正前の内容です。

以前の「T法用Excelワークシート作成しました」の説明及び資料も訂正追加しておきます。

-トピックス, 品質工学, 品質管理

Copyright© 進化するガラクタ , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.