AIを用いた顔認証や文字認証があります。「みにくいアヒルの子」であれば、直ぐ判別できます。単純な図形の場合、何をもって判断すればよいでしょうか?
資料をご覧ください → みにくいアヒルの子
p.1 「A~Dを2つずつグループ分けしてください。」という問題を考えてみてください。
p.2 3種類のグループ分けが考えられます。①外側が丸い、②内側が丸い、そして③外と内側が同じの3種類です。 A~Dについて、①~③が真であれば、T(True)、偽であればF(False)として表に分類分けしました。
p.3 以前に、新人研修で出したクイズです。「仲間はずれはどれでしょうか?」という問題です。考えてみてください。
p.4 正解は左上です。「仲間外れにならないという点で仲間はずれである図形1」となります。まともに考えると、右のように図形2~5いずれでも正解になり得ます。クイズの面白さは、意外性ですね。 p.2と同様に真偽表を作成すると、真(T)の数は何れも同じ3個ですので、どれが正解でもいいわけです。
単純な方が情報が少ないので、かえって認識するのは難しいのかもしれません。