「ちょっと止まって気づいて生きる」から、問いが2つあります。考えてみてください。
資料はこちら → 捨てる
p.1 「問い1 魚の絵を描いてみてください 制限時間:10秒」 10秒は短いですね。 「問い2 水の入ったコップが2つある。どちらが砂糖水か?」次ページ以降を見ないで答えて見てください。
p.2 98%の方が左向きで目が1つの魚の絵になります。Googleで魚のイラストを検索すると、ほとんどこの状態の絵ばかりです。魚屋さんでもこの方向に置かれているそうです。カレイだけはヒラメと区別するために右向きに描かれたり、魚屋さんで右向きに置かれることもあります。 左向きが刷り込まれているので、短い時間では描きやすい向きになってしまいます。 右図のように、正面、下面あるいは背面から描くとユニークさ・ダイナミックさなどが表現されて新鮮ですね。
p.3 問い2について、老師と弟子のやりとりを載せました。「どちらが」と問われると、2つとも砂糖水であるという考えが浮かばない。言葉に囚われてしまうわけです。「どちらが」を捨てなければ、正解が出ないことになります。 先日、禅問答の解き方を紹介しましたが、一度、問いや答えを捨てる必要があります。
仕事において、思い込みや固定概念に囚われていませんか? 一度出した答えを捨ててみると斬新な発想が出てくるかもしれません。