「山は登ってみなけりゃ分からない」(著者:石丸謙二郎 発行所:敬文社)を紹介します。 今年もコロナ禍で登山に行けず残念です。そんな折、この本を読んで益々、登ってみたい山が増えました。気になるところを資料にまとめてみました。
資料はこちら → 山は登ってみないと
p.1 白馬と新潟県の県境にある「雨飾山」の頂上付近より北東方向(右図の青矢印)を眺めた時に青丸内の登山道が女性の顔に見えるそうです。著者が、唇の付近に赤いリュックの登山者が来た際にシャッターを切ったのが左の写真です。赤いリュージュのように見えます。シャレていますね。
著者のホームページです → https://ishimaruk.exblog.jp/29205638/
p.2 八ヶ岳天狗岳の黒百合ヒュッテにはピアノがあり、時折コンサートも開催されるようです。 右は北アルプス燕岳の燕山荘のコンサート風景です。オーナーは夕食の際に必ずアルプホルンを披露してくれます。2回ほど聴きました。
オーナーの演奏 → https://www.youtube.com/watch?v=JYip6aBvlh4
p.3 標高が高い露天風呂に行ったことありますか? 上述の本では、苗場山の赤湯温泉が紹介されていました。 私は、高校の登山で白馬鑓温泉に行き、ボーイスカウトを連れて、八ヶ岳の本沢温泉に行ったことがあります。本沢温泉では、スカウトと一緒に真っ裸で近くに小川まで行き、温泉に入るということもやってみました。いい思い出です。高い方から2つは制覇したことになります。
p.4 浅間山は左下の写真のような風景しか見たことがなく、登山は未経験です。警戒情報を見ながらの登山になると思います。右写真の前掛山までは登れそうです。この本で初めて山頂の様子を知ったのですが、著者曰く「レモン汁絞り器」のような形状をしているそうです。そこで空撮の写真を調べてみました。確かにそうです。面白い形状です。
p.5 大分県にある「伐株山(きりかぶやま)」は、左上のように切り株のような形状をしていて、頂上は、空撮写真(右上)のようになっているようです。この頂上には「ハイジのブランコ」があります。高さ4.5mで、長く乗っていると酔ってしまうので、ご注意くださいと書かれていました。遠いので、気軽には行けませんが、立ち寄ってみたいものです。パラグライダーもできるようです。
p.6 井上靖の小説「しろばんば」のしろばんばが、箱根山外輪山の明神が岳で見られるそうです。運が良くないと見れないようです。右下のように白い虫が飛んでいるのが、雪が降っているように見えるそうです。 この虫は熱に弱いので、素手で触らないようにということです。 雪が融けるようですね。
他にも面白い話がたくさん掲載されています。百名山だけが山ではないですね。機会があれば、登ってみたいと思います。