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ほのぼの感、満載

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ジョン・レノンが見た日本」(著者:ジョン・レノン、オノ・ヨウコ 発行所:ちくま文庫)を紹介します。NHKプラスで、12/24(木) 午後10:00-午後10:59 放送の「イマジンは生きている」をご覧ください。この番組において、ジョンが描いたイラストがたくさん紹介されましたが、そのイラストを文庫本で見ることができます。著作権があるため、コピーができないのが残念です。この本の表紙にあるジョン自身の絵が「MYSELF(自分)」というタイトルで最初に出てきます。シンプルな絵ですが、ジョンの特徴をよく表しています。その後の「POET(詩人)」は、ギターを持った人が一本道の上に立っている風景です。顔の輪郭はないのですが、味がある絵です。 日本に来て、日本語を勉強しながら描いた絵が詰まっています。 曜日を覚える際に、漢字とイラストが描かれているのですが、見ていて面白いです。「」の横には、地面から双葉の植物が生えているのです。 甘い、すっぱい、しょっぱい、からい、にがい、という語句には顔の絵が描いてあり、見ればどんな味か容易に想像できます。あげます、くれます、もらいます、の絵では奥さんの方が何れも背が高く描かれています。奥さんの方が力関係上強いということを言っているのでしょうか? しぶみ、さび、わび、の絵は1枚ずつ描かれています。さび寂しさを描いているのでしょうか? わび侍かな?  ジョンが日本人を見てどのように感じたかを想像しながら絵を見ると奥深いものがあると同時に「ほのぼのに浸ることができます。 是非、この年末年始の期間中に見てみてください。

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