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ネゲントロピーって何?

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ネゲントロピーという言葉をご存じでしょうか? ゲームアプリではありません。波動方程式を導いたシュレディンガーが「negative entropy」より作成した造語です。 生物は、閉じられた系ではエントロピーが増大して死んでしまいますが、オープンな系では食物というネゲントロピーを摂取して、不要物を排出してエントロピー増大に逆らって生きているそうです。

よくわからない概念なので、こちらをご参照ください。 → https://washimo-web.jp/Report/Mag-Entropy5.htm

確かに、人間の遺伝子は突然変異はありますが、維持されたまま(エントロピーが低いまま)子孫に受け継がれています。寿命はあるものの、各臓器の恒常性は保たれています。 地球もまた、ネゲントロピーを実行してくれてきました。 地球は、太陽エネルギーを受け取っては、宇宙空間に熱を放出してエントロピーを放出しています。地球の絶対温度を300K、宇宙空間が3Kとして太陽から受け取ったエネルギーをQとすると受け取ったエントロピーはQ/300、宇宙へ放出するエントロピーはQ/3となり、放出するエントロピーの方が大きいことがわかります。 地表で温められた水蒸気が5,000m上空で雲になり、この熱を宇宙に放射しています。地上と上空の水循環がエントロピーを運ぶエンジンとし、地表温度をT雲の温度をTとした場合の熱効率e=1-T2/T1で書き表されます。 地球温暖化が進むとT2がT1に近づき熱効率が悪化、水蒸気が上昇しなくなり、宇宙にエントロピーを放出しなくなってしまいます。 悪循環に陥いるとますます温暖化が進みます。最近、台風やハリケーンがひどくなってきたのは、地球が自浄努力して熱エネルギーを宇宙に放出しているのではないでしょうか?

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