「小説みたいに楽しく読める病理学講義」(著者:福嶋敬宜 発行所:羊土社)から問題です。「次の12の病気を7つの病態グループに分けてみましょう。風邪、肝炎、高血圧、白血病、アルツハイマー病、糖尿病、アトピー性皮膚炎、心筋梗塞、膵癌、バセドウ病、脂肪肝、先天性心疾患」分類する際の指標がないとなかなか難しいですね。先ずは指標なしで実施してみてください。
では、次に福嶋式「NICE!MD」で分類してみてください。
- Neoplasm(腫瘍)
- Inflammation(炎症)& Infection(感染症)
- Circulatory disorder(循環障害)
- Endocrine disorder(内分泌障害)
- !mmune disorder(免疫異常)
- Metabolic disorder(代謝障害) & Degenerative disorder(変性疾患)
- Developmental anomaly(先天性疾患・形成異常)
いかがでしたか? 分類はやや容易になりましたが、どちらにも含まれそうなものがありませんでしたか? 先ずは、分類例です。インシュリンは内分泌で糖尿になると思ったのですが、代謝異常に分類されています。アトピー性皮膚炎は、アレルギーと思い、免疫異常に入れたのですが、単純に「炎症」に分類されていました。白血病は血液の癌とされていますが、免疫異常かもしれないと悩みました。
- 腫瘍 → 膵癌、白血病
- 炎症 & 感染症 → 風邪、肝硬変、アトピー性皮膚炎
- 循環障害 → 心筋梗塞、高血圧
- 内分泌障害 → バセドウ病
- 免疫異常 →
- 代謝障害 & 変性疾患 → 糖尿、脂肪肝、アルツハイマー病
- 先天性疾患・形成異常 →先天性心疾患
上の例は一つの例で、例えば、肝硬変はウィルス由来の場合や脂肪肝による代謝異常由来があります。ということで、分類も他の疾患との重なりも考える必要がありそうです。