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清潔好きなお国柄?

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日本人はなぜ家で靴を脱ぐのか」(著者:井上章一 発行所:評論社)というタイトルを見ると、なぜか?について知りたくなりますね。ところが、著者は明確な一解を提示するのではなく、「タイトルは問題提起のかけ声(アピール)」であるとしています。靴を履いていると足が蒸れて臭くなりますし、束縛されているようでリラックスできませんね。帰宅して、靴を脱ぐとホッとします。日本人は、お風呂やウォシュレットの文化もあり清潔好きな民族なのかもしれません。よい文化・習慣を持っていると思います。私が小学生の頃、外で運動する時は、裸足でした。足の裏で地面の感触を得ることができて、良い経験だったと思います。以下は、上述の本の要約です。

  • 「全面的な土足禁止」から「部分的な受容」への変化
    近代化以前の日本は、ほぼすべての建築物において土足を許さない文化でした。しかし、明治以降の近代化や西洋化の過程で、公共施設や学校、オフィスなど「靴を履いたまま入る空間」が徐々に増え、日本人もそれを柔軟に受け入れてきました。
  • 「家庭」と「畳」という絶対的な防衛線
    様々な公共の場で土足が許容されるようになった現代でも、日本人は「自分の家庭」と「畳の部屋」だけは絶対に土足を許さないという一線を守り抜きました。中国や西洋の圧倒的な文化・文明の波に洗われながらも、この境界線だけは頑なに「はねつけ続けた」という事実こそが、日本人の興味深い民族性であると結論づけています。
  • 500年にわたる「土足の攻防戦」の歴史
    安土桃山時代の宣教師、江戸時代のオランダ商館、黒船来航時のペリー、そして敗戦後のGHQ占領軍にいたるまで、日本人は常に「土足で踏み入ろうとする西洋文明」との間で、時に拒絶し、時にスリッパなどの代替案(妥協点)を生み出しながら、せめぎ合いを続けてきた歴史のグラデーションが描き出されています。

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