トピックス 脳科学

無意識のうちに

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脳波(EEG)視線、心拍数などの生理的・神経学的信号生体データ測定・分析し、消費者の無意識下の反応心理を可視化してマーケティングに活用する「ニューロマーケティング」について、説明します。無意識で誘導されているようで、気になりますが、生活を向上する良い活用方法を期待します。

資料はこちら → ニューロマーケティング

p.1 森永製菓は、パッケージに関する研究を行っており、例えば、「パキッ!」という表示をコントラストよく表示させると、目の瞳孔が拡がることを確認しました。つまり無意識のうちに興味を持ったようです。また、Google、ダイソー、Appleの製品や車のフロントグリル丸みを帯びているのが最近の流行です。消費者は「丸み」を無意識のうちに快く思っているようです。

p.2 視覚を利用したものは、上記以外にもあります。例えば、商品の陳列棚は通常整然と並べられていますが、乱雑に置かれている売り場があります。広告の品で安く販売しているものに見受けられます。注目して欲しい場合、わざと乱雑にすることによって目立たせる効果を狙っているそうです。このことを「ジャンブル陳列」と呼びます。Amazonの購入サイトで購入ボタンがオレンジ色になっているのは、Amazonのサイトの色調が黒・青をベースにしているため、対比する色調にして目立たせているようです。五感のうち、嗅覚だけはダイレクトに脳に繋がっています。これは、匂いによって危険を察知して緊急対応できるようになっているためだそうです。嗅覚は、潜在意識に働きかけるセンサーだそうです。部屋の中に、洗剤の香りをしのばせておくと、テーブルをこまめに拭くようになるそうです。本当かな? 試してみては。

p.3 触覚を利用した商品は、iPhoneのボタンがあります。ボタンを押したような感覚を与えてくれます。「ハプティック効果」と呼びます。この触覚をデバイスに応用する研究が進められています。触覚の情報を共有する技術です。遠隔操作で手術したりゲームで臨場感を高める商品に既に応用され始めていますね。

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