昨日「アクションしてみること」でアウトプットに関する本を紹介しましたが、同じ日に借りてきた「博報堂のすごい雑談」(著者:岡田庄生 発行所:SBクリエイティブ)の「はじめに」を読んでいたら、「雑談は、働き方のスタイルではなく、アウトプットの質を高めるために欠かせない武器」と書かれています。よくあることですが、偶然「アウトプット」という単語が別の本のキーワードにもなっていました。昨日の本とは違い、上述の本は、「雑談」にフォーカスしてその効能を教えてくれています。 新しい発想を生み出すには、➀共有→②拡散→③収束→④統一するプロセスですが、「雑談」は「拡散」で威力を示します。 博報堂の企業広告に「会議に、無駄口を。打ち合わせに、悪口を。」があったそうです。この「悪口」というのがユニークですね。「悪口には、課題を明確にする力がある。良い悪口には、良いアイデアの入口にある」そうです。 この他にも、以下の内容があります。読みやすい本なので、アイデア出しに悩んでいる方は、一度、読んでみたらよいかと思います。「ひとりブレスト法」なんて、気になりませんか?
第1章 なぜ、博報堂は雑談にこだわるのか?
第2章 最初の10分で相手との距離が一気に縮まる雑談のコツ
第3章「最高のアイデアを生み出す」武器としての雑談の使い方
第4章 会話からアイデアが次々と生まれる!博報堂の「話し方」「聞き方」のコツ
第5章 短時間でアイデアを量産できる「ひとりブレスト法」