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認識できますか?

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ゆる数学思考」(著者:池田洋介 発行所:朝日新聞出版)を紹介します。著者は、塾講師兼パフォーマーで、ジャグリングなどを実演されている方です。ジャグリングといえば、数学者・芸人のピーター・フランクルさんを思い浮かべます。ジャグリングと数学は相性がよいのでしょうか?上述の本の話題から、「逆さ」についてまとめてみました。

資料はこちら → 逆さ

p.1 最初の文章を逆さの状態で読めますでしょうか?少し時間を要しますが、読めると思います。二番目はいかがですか? 左下の女性は笑っていますか?

p.2 前ページで、逆さでも読めたと思いますが、赤丸の部分は逆さ文字でした。気が付いていましたでしょうか? 二番目のお店は、ちか(地下)ではなく、か(坂)でした。左下の絵は、変な顔ですね。江戸時代に、「上下絵」として描かれていました。

p.3 左の赤ちゃんの顔は、逆さにみても可愛いらしさは変わりません。右の写真は、「サッチャー錯視」と呼ばれていて、逆さの状態では、情報が減じられて、顔という認識はできても、個々のパーツの情報を捉えることができなくなるようです。この内容は、上述の本には、出てきませんが、人間の脳は上手くできています。

以上のように、数学の難解な式が登場せずに、説明されているので読みやすい本です。

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