「アメリカは自己啓発本でできている」(著者:尾崎俊介 発行所:平凡社)を読んでいます。若い頃は、「自己啓発本」をほとんど読みませんでした。「7つの習慣」などは、その典型的な本です。会社でも、推奨の本でしたので、購入して読み始めましたが、この手の本は苦手な部類で、なかなか読み進まなかった記憶があります。カーネギーの「人を動かす」は途中で読むのを断念しました。上述の本の著者も、最初は敬遠していたようですが、研究テーマにするほどまでの虜になってしまったようです。自己啓発本は、「インサイド・アウト」、「ポジティブシンキング」、「自助努力系」あるいは「引き寄せ系」に分類されるようです。「インサイド・アウト」とは、「自分(インサイド)を変えれば、世界(アウト)が変わる」という意味です。つまり、世界(アウト)を変えるためには、先ず自ら変わらないといけないという意味です。アウトのせいにしないということです。「引き寄せ系」というのは、「人が心のなかで強く念じると、実現する」という意味です。言葉は違いますが、いずれも自己啓発の原動力は自分の中にありそうです。何気なく毎日を過ごすのではなく、「◯◯したい」「◯◯になりたい」「〇〇を得たい」という具体的な目標を強く念じることが必要ですね。