「人事で一番大切なこと」(著者:西尾 太 発行所:日本実業出版社)の著者は、人事部担当者のための学校を主催しています。→ https://fournotes.co.jp/jinjischool/
このサイトの中間部分にピラミッドが2つ並んでいます。右のピラミッドが求められる人事の姿です。このピラミッドの一番上のポリシーが重要です。私も研修企画等を担当していて、ポリシーを持って進めていない方が多いと感じています。研修スケジュールがあって、そこにコンテンツを当てはめていくようなカリキュラムの組み立て方です。時間枠が余ったから、何かを埋めて安心するという風です。何を研修生に学んでもらいたいのかでなく、どのように研修を組むかの方に力点がいっているのです。これもポリシーがないからだと思います。合っているかどうかは別として、新人研修の目的は、「学生から社会人へのパラダイムシフトに気づいてもらうこと」と私の中では決めています。今後も一貫して変えるつもりはありません。次のような資料で、研修の冒頭で説明しています。
資料はこちら → 研修目的
「気づく」という言葉を研修のキーワードとしています。どこがパラダイムシフトなのかに気づくよう、繰り返し伝えるようにしています。 なかなか気づいてくれないのですが。
以上のように、ポリシーはどんな業務であっても必要不可欠な概念であり、一貫性が必要だと思います。