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いろいろなスイッチ

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ウェルビーイング時代のフィジカル・シンキング」(著者:阿部George雅行 発行所:ディスカバービジネスパブリッシング)を紹介します。最近、どの会社でも「健康経営」を推進されてきていますが、著者等は20年以上も前から、取り組んでいたようです。読んで気になる事項をピックアップします。

  • ツァイガルニック効果:キリが悪いところで仕事を中断せざるを得ないと、中断した仕事が気になって仕方がない心理状態のこと。この状態では睡眠の質が悪くなるそうです。対処法は、寝る前にメモを残すとスッキリ眠れます。この方法をジャーナリング(journaling)といい、「書く瞑想」と言われているそうです。
  • エナジードリンクを飲むと、血糖値が一気に上がり、しばらくすると急降下して眠くなるので、またもう一本飲むという悪循環になりエナジードリンク依存症になってしまいます。
  • 集中を上げたい時は、「耳たぶ」を引っ張るとか、自分の好きなペンを机に置く、背筋を伸ばした良い姿勢にするなどのスイッチを決めておいてオンにする。神経言語プログラミング(NLP)では、「手の前腕をさする」「首の付け根辺りをもむ」と集中すると暗示をかける方法もあります。

悪習を捨て自己をコントロールする方法を知って実践することによりウェルビーイングになれるよう努力していく必要がありそうです。高齢者社会に備え、若いうちから意識していきましょう。

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