「思いついたら自分の考えになる 直感を論理的にする授業」(著者:深沢真太郎 発行所:日本実業出版)を紹介します。物語風になっていますので、読みやすいです。忘れないように、メモとしてまとめましたが、読んでいただいた方が、理解しやすいと思います。是非読んでみてください。 ヒントがいっぱいあります。上司が「A社とB社、どちらに契約した方がいいと思う?」と質問され、部下は「今回の取引はB社の方がいい気がします」と答えると上司は、「その根拠は?」と聞きます。部下は「‥‥」と詰まるケースがありませんか? あるある。 研修の場でもよく問いかけします。この受け答えは、聞く側にも問題がありそうです。
資料はこちら → 根拠
- 「1-3-2」1つの意見は3つの塊と2つの矢印で構成されています。3つの塊とは「前提」「主張」「根拠」。主張する前に前提条件を確認しておく必要があります。
- 根拠には、例えば「カネ・ジカン・ヒト」に関する数値の比較を裏付けとする根拠が必要
- 裏付けを例える事例が必要。「例えば」で示す事例は同じ「構造」を持っています。例えば、ポアンカレの2つの数式は構造が同じです。
- 根拠を示す際に、聞く相手が、「G(グッとくる)H(ハッとする)P(ピンとくる)」ような話にしないといけません。