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やはり絵にすると問題解決が速い

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中学算数の続きです。昔、小学校の頃習った「ツルカメ算」の解き方が載っていました。今でも習っているのでしょうか? ご存じの方がおられるかもしれませんが、「面積法」という解き方があるのですね。この他、推理パズルのような問題がありましたので、以下の資料にまとめてみました。いずれも

資料をご覧ください → 大人のための算数その2

p.1 2題問題があります。ツルカメ算は、昔を思い出して解いてみてください。2題目の推理パズルは、どのようにすると解けますでしょうか?

p.2 ツルカメ算は、全てツルだとしたら足の数が足りなくなり、その足りない数をカメとツルの足の本数差2で割るとカメの数が求まるという解き方で、にすると左のようになります。昔の教え方は、この数列を絵にしたような教え方ではなかったと思います。なので、理解できなかった方も多くおられたと思います。 「面積法」は、初めて知ったのですが、理解し易いですね。

p.3 推理パズルの解き方は、マトリクス表を作成します。方向をプレゼントを渡した人方向を受け取った人にします。対角線は本人同士なので最初から×です。問題文に合わせて〇(受け取った)△(不確定)×(受け取らない)をマス目に入れていくと、最後の条件を除くと右上表のようになります。 続いて、左下表をご覧ください。BとCの受け取った場合、つまり行方向に△が2個ずつありますので、それ以外を×にします。そうすると渡すC列においてAさんに渡すマスだけ空欄になりますのでにします。次は、問題文の最後の条件「5人とも、自分がプレゼントを渡した相手からは受け取らなかった」を適用します。対角線を引くとわかり易いです。C列に〇が入ったため、A列の△は×で確定します。そうすると、C行の△が〇で確定、D列の△は×確定。というように芋づる式にマス目が埋まっていき、右下表で確定します。この表から、問題の解答は直ぐ得られます。 不確かな部分を△にした後に、絞っていくというやり方は、原因究明や課題解決のツールとしても使えそうです。 対角線行列計算で目にすることが多いので、個人的には、この問題気に入りました。

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