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適材適所

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日比谷は海で渋谷駅は谷底に」で取り上げたように家康は、秀吉に、住み慣れた三河・駿河から江戸に移封されるのですが、移封後の都市形成が凄いです。海に近く塩分が多い湿地に上水道を設置していきます。6つの上水道〔神田上水 · 玉川上水 · 本所上水(亀有上水) · 青山上水 · 三田上水(三田用水) · 千川上水〕があります。→ https://www.gakken.co.jp/kagakusouken/spread/oedo/01/kaisetsu1.html

大変な工事だったと思います。利根川は、流れる方向を変えてしまうのです。その後、江戸の人口は100万人になっていきます。 家康は、適材適所に人材を配置しています。金山を管理する大久保長安は、元々武田家の家来ですが、家康に見込まれて仕え活躍します。三方ヶ原では信玄に負けましたが、武田家滅亡後は、信長には内緒で武田家の家臣を積極的に登用したようです。一向一揆に加担した本多正信や「どうする家康」で影武者になった夏目広次も、家康のために仕事をしています。人の使い方は見倣うところが多い家康です。

今、旬な小説」で「もしも徳川家康が総理大臣になったら」(著者:眞邊明人 発行所:サンマーク出版)という本を紹介しましたが、読んでない方は読んでみてください。ホログラムAIによる徳川家康が総理大臣として活躍します。生身の家康が現在いたらどう采配するでしょうか?

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