お薦めの本 トピックス

生涯勉強の家康

投稿日:

徳川家康の勉強法」(著者:加来耕三 発行所:プレジデント社)を紹介します。NHK大河ドラマで「どうする家康」が放映されていますが、見ていますか? 年配の方は、自分の描いている家康像と異なるため、見ていないかもしれません。私も当初の家康像は「狸親父」「腹黒い」などをイメージしていましたが、若い頃に、山岡荘八長編小説「家康」26巻を読んでから、家康のファンになってしまいました。「どうする家康」の家康イメージも少し違いますが、面白く見ています。脱線しましたが、「徳川家康の勉強法」の目次を以下に記します。 家康は今川の人質時代に太原雪斎和尚に教えられたことから始まります。中国の史家・思想家・兵法家の書物に学び、実戦は三方原で負けた武田信玄に学び、政治信長秀吉反面教師として学んでいます。家康は、漢方薬を調合研究することが好きで、その効果を家臣に試してみていたようです。傍にいる家臣もモルモットにされ、お腹をお壊すなど大変だったようです。老人性疾患によい「八味地黄丸(はちみじおうがん)」も調合して飲んでいたためか、当時としては長生きの75歳まで生きていました。剣術乗馬などは一流の先生に習っています。 とにかく、死ぬまで勉強して実践してみるところが素晴らしいところです。見習いたいところです。

目次

  • 序章 本当の徳川家康を誰も知らない
  • 第1章 自分が弱者であることを学ぶ
  • 第2章 信長と信玄に学んだ最適な戦い方
  • 第3章 秀吉からくだされた最高のほうび
  • 第4章 「学び」を総動員して実現させた天下泰平
  • 第5章 健康で長生きしてこそ成し遂げられることがある
  • 第6章 凡人・家康の功と罪

-お薦めの本, トピックス

Copyright© 進化するガラクタ , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.