昨日紹介した「ゼロから学ぶ量子力学」(著者:竹内 薫 発行所:講談社)の中に、「ブラックホールには毛がない定理」という言葉が出てきました。何のことかわからないので、検索してみました。
→ https://quasar.cc.osaka-kyoiku.ac.jp/~katsura/no-hair.html
このサイトの中に書かれている記事が紹介されていました。「The collapse leads to a black hole endowed with mass and charge and angular momentum but, so far as we can now judge, no other adjustable parameters: "a black hole has no hair."」。この定理を簡単に言い換えると「ブラックホールの表面は完全になめらかである(でこぼこが許されない)」だそうです。ブラックホールは「質量、角運動量、電荷」の特徴量を有しているそうです。 上述の竹内氏は、スヌーピー作家のチャールズ・シュルツ氏の「ピーナッツ」に登場するチャーリー、ライナス及びルーシーが髪の毛をなくしたら同じ顔をしていることを例にして説明しています。 面白い喩えです。 本質は変わらないということなのですね。