昨夜、NHK番組「ヒューマニエンス 40億年のたくらみSP▽“性とウイルス”人間を生んだ力とは?」をご覧になりましたか? 見ていない方は「NHKプラス」で視聴してみてください。
資料ご覧ください → 染色体
男性はXとY染色体を持っていますが、Y染色体はどんどん小さくなって消滅してしまうかもしれないそうです。もともとはY染色体はX染色体と同じ大きさであったものがどんどん小さくなり16分の1まで短くなってしまいました。 既にY染色体が消滅した動物も存在するようです。人間の性染色体も既に、XX、XY以外にもXのみ、XXXY、などの性染色体が見つかっているそうです。 今まで男と女で区別したものは「性スペクトラル」のように連続していて区分できない時代になってきているようです。Y染色体が消滅しても、別の染色体によりオスの機能は残るようですので、男性の皆さんご心配なさらないように。
この他に、「カクレクマノミ」は体の大きいものがメス、二番目がオス、3番目以降は未熟個体となっていて、メスが死ねば、オスがメスに性転換し、3番目がオスになるシステムだそうです、 アオウミガメは卵が孵化する際の砂の温度で性が決まるそうです。 以下のWebsiteでは他の例も紹介されています。
性転換する魚→ https://www.homemate-research-aquarium.com/useful/13879_aquar_064/
放送ではウィルスがいないと胎盤ができなかったと説明しています。 コロナ禍でウィルスを敵としていますが、ウィルスの突然変異がなければ人間は存在しなかったかもしれません。 もしかすると、このコロナウィルスで人間が進化するのかもしれません。