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QCストーリー(いつもと違う)

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先週配信したQC(Quality control)スートーリーのデータを用いて解析してみましたでしょうか? 本日から少しずつ解析していきましょう。先週の「QCストーリー(現状把握しよう)」でヒントを説明しました。今日はその解答の説明です。 その前に、「QCストーリーを使って改善活動(体験版)」に添付したExcelデータに間違いがありました。気が付きましたでしょうか? 日常点検記録がA及びBラインの2枚のシートがあります。冷却時間が25sec固定のところが300secを超える値まで増加していました。コピーミスです。申し訳ありません。

資料をご覧ください → QCストーリーその3

Excelファイルその3 → QCストーリーワークブックその3

p.1~7までは先週配信済みです。復習のため、載せておきます。

p.8  先ず、p.7のヒントを基にトレンドグラフを描いてみてください。数値データがある場合は、グラフの方が異常に気が付きやすいです。大事なパラメータは、日頃からExcel等に数値を入れていくことをお勧めします。 いざという時に、膨大なデータを入力するのは時間の無駄です。塵も積もれば山でなくです。 毎日、規格値のMFR50~100だけで合否を判定していると異常に気が付きません。グラフに描くと、赤丸の点が「いつも違う」が一目瞭然ですね。「いつも違う」という感性を身に着けてください。 そして、品質異常の製品ロットNo.がこの原料から成形されていることがわかります。ただし、この原因が全てでないことは、他の製品ロットNo.からは出現していません。 MFRが原因の一つの可能性があるということです。

p.9 現場に行って情報を収集します。(再掲)

p.10 Aライン成形機の日常点検記録を時系列のトレンドグラフにしてみます。多くの作業者は成形機に関するデータに問題がないことには着目しますが、成形機に入れるエアーの一次圧金型の冷却水温などのユーティリティ見逃し易いパラメータです。冷却水温がこれほど変化することはないとは思いますが、季節による水温の変化はチェックはしておいた方が良い場合があります。 エアー圧は、製造所のエアーコンプレッサーで圧縮空気として種々の設備に供給されています。他の設備の稼働状況により突発的に変動することは十分あり得る可能性があります。 今回、トレンドグラフ化して、突発的な圧力増加があることがわかります。 分かり難いですが、実は、赤丸部分の保圧は、一次エアー圧に連動してやや高めになっているのです。

p.11 Bライン成形機の日常点検記録も同様にトレンドグラフを描きます。冷却水温は同様な変化を示しています。エアー圧には突発的な圧力変動は認められませんでした。同じ圧縮空気なのに、なぜ違うのでしょうか? 考えてみてください。いろいろなパターンが考えられます。 今回の品質異常の原因が、MFR、エアー圧もしくは保圧冷却水温が候補に挙がってきましたね。まだ特定はできていません。 ここまでで、品質異常品Aラインから発生したのではないかと推測できるかもしれません。

今日はここまでです。少し、見えてきたような気がしませんか? 明日は工程検査出荷試験の結果について見てみましょう。

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