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時間をかけて読み込む価値

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機器の校正に再調整が含まれるか?」で話した「校正方式マニュアル」(編集委員長:田口玄一 発行所:日本規格協会)を紹介します。この本は1992年1月20日発行の本で、絶版になっています。先日Amazonで検索したところ中古品で6000円以上していました。 購入を躊躇していたところ、定年退職する方がお持ちの本を譲っていただきました。表紙を見ると新宿区立図書館の「リサイクル資料」のラベルが貼付されていました。編集委員長が品質工学創始者の田口玄一先生なので、希少価値の書物だと思います。早速読み始めましたが、田口先生らしく数式がたくさん出てきて完読するには時間がかかりそうな予感をしています。 皆さん、興味がないとは思いますが、とりあえず、読んだ部分を忘れないように資料にしていきます。

資料はこちら → 校正方式

p.1 校正方式の分類を表にまとめました。校正には「点検」と「修正」が含まれます。この表は分類ですので、実際の運用に当たっては下表のように予め決めておく事項があります。 実際の運用については別の機会に説明したいと思います。

p.2 校正の種類を表にし、グラフ化しました。原点を基準するか基準点を基準にするかに大別されます。

p.3 校正に用いる標準、水準の範囲をまとめました。

p.4 点検と修正の手順を記載しました。

p.5 各種校正の校正式と傾斜及び切片を算出する式を表にまとめました。

p.6 前ページの一次式校正傾斜最小二乗法で算出する方法を記載しました。

今回はここまでです。実際に使ってみないと実感がわかない資料になってしまいました。読み応えがありますので、第2弾のコンテンツは、もう少し具体的な内容になるかな?

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